ルスツリゾートでは、さまざまなスノーアクティビティが用意されているようだったので、折角なので最終日は予定をガッツリ詰めて臨んで参りました。

まずは、AM7時から開催されていた「早朝プチトレッキング」へ。前日のスノーボードで既にへとへとの身体にムチを打って、AM5:45起床。朝ごはん前に出発です。

アクティビティその1:スノーシュー

スノーシュー初体験。足裏の表面積を大きくすることによって、雪に足が埋もれないようになり、歩きやすくなるという昔ながらの知恵。さっくさく進めて面白い。

ひたすら歩く。
気温は0度前後とはいえ、15分くらいで、汗だくに。
崖を飛び降りてみたりとか。
誰も踏み入れた跡のない雪の中をさくさくと進んでいく。
雪解け水の通り道。

5月の連休くらいには、この雪たちもすっかりと溶けてしまうそう。

キツツキがいました(真ん中にちょっとだけ写ってる……けどほとんどわからない)。

乗馬体験もできるそうで、かわいいお馬さまがいらっしゃいました。

アクティビティその2:クロスカントリースキー

1時間のスノーシュー体験後、汗だくでぐったり〜…な身体に再びムチを打って、朝食を取り、仮眠を取り、9:30からは「クロスカントリースキー」体験へ。幼い頃、冬季オリンピックが好きだったのですが、その頃(ああもうかなり前ですね)ノルディック複合が盛り上がっていて、それで見て以来、クロスカントリーにちょっとした憧れがあったのですが、まさか自分がやってみる機会が出来るとは!
どうやら、オリンピックのクロスカントリースキーと、このクロスカントリースキーは、厳密に言うと違うようなのですがね。
じゃんっ。
寧ろスキー板を履いたこと自体、15年以上ぶりな気がする……。普通の板よりも長くて、細くて、エッジがなくて、軽いのが特徴。ストックも凄く長い。シューズは、ガッチガチのスキーブーツではなく、柔らかいハイカットのスニーカーみたいなやつ。板にエッジが無いので、普通のスキーと違って止まれない、滑りすぎる、で、最初は板を操るのがなかなか難しかったのですが、慣れれば、簡単!すり足歩きの要領で前に進んでいきます。

動物の足あとしかない、雪原をひたすら進んでいきます。コースは3km。

ガイドさんが、周辺の自然について色々と解説しながら先導してくれます。風が一方方向から吹くから、木の片方だけに雪がついて積もっていっちゃうらしい。

白樺(シシカンバというらしい)の木。シックだ。

向こうに見えるのはルスツのゲレンデ。ぴょんっと右側に見える高層の建物が宿泊した「ルスツタワー」。 ここがいちばん標高が高い所とのことで、「この場所から正面方向に向かって、下りてみましょう。」とのムチャぶりが。このクロスカントリースキー、エッジがないから、基本的にこちらの意思で止まることも、スピードを落とすことも出来ません。そして、後ろに重心をずらしてしまうと、スッパーーーン!と可憐に転けます。

というわけで下りてみましたが可憐に転けた模様です。坂道では、結構なスピードが出るので、転ぶと、ものすごく雪をカブリますが、新雪だから痛くないので大丈夫。

物音ひとつしない雪原に、こうやって自分たちだけのシュプールを刻んでいく。今まで足を踏み入れたことのないような場所に行くことが出来て、最高に贅沢な体験でした。関東近郊だと、クロスカントリースキーをやれるところはあまり無いようなのですが、これはまた次の冬もぜひチャレンジしたい……!
クロスカントリーを終えて、ゲレンデに再びお邪魔して、ランチ。ルスツのゲレンデご飯(ゲレ飯というらしい)は結構充実してて、普通に美味しいです。

ちなみにこれが噂の(謎) ルスツモノレール

大人は車内では立てないくらいミニサイズ。3両編成。

「ルスツタワー」と、メインのホテル棟「ノースウィング」を結んでいます。来ない時はインターホンで呼ぶと、電光掲示板が「呼び出し中」に変わる。そして待合室は外なので寒い(ストーブはありますが)。

「ノースウィング」と「ルスツタワー」の間は、丁度片道5分くらい。

メインのホテル棟「ノースウィング」にあった、「ダニエルストリート」という謎の通り。この前を通ると、四六時中自動演奏が掛かっていて、非常にシュールでした……。どうやら「ダニエル」は、モノレールにもプリントされていたオリジナルキャラクターらしい。

こちらもメインのホテル棟「ノースウィング」。この辺りは、何を買うにも困らないくらいお店が揃っていて、室内のしつらえもやたらと凝っていて。何故か、室内にメリーゴーランドまである。イメージ的にはお台場の「ヴィーナスフォート」を連想して頂ければ。なんか、凄いんですよ。バブルの時に建ったんだろうなあ……。

「ルスツタワー」の方は、静かで落ち着いた雰囲気でした。

そんなこんなで、嵐のように過ぎていった2泊3日でした。

最後はやっぱり味噌ラーメンで〆!新千歳空港には「北海道ラーメン道場」という、道内で人気のラーメン店を集めたフードコートがあります。「えびそば一幻」には恐ろしいくらいの行列ができていましたが、その他のお店は比較的すんなり。「らぁめん銀波露」の「バターコーンラーメン」にしてみました。コーン好きにはたまらない一品でした。

北海道は他にも行ってみたい場所がたくさんあるので(うにツアーしたい)、また機会をつくって、訪れてみたいものです。次回行くなら、1週間〜長期滞在希望!

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