気づいたら今月…いや今年もあと残すところ２日となっていました。
ぼーっと過ごしているつもりではないのですが、どうも充実しているとは言い難い日々。どうにかこの状況から抜け出さないといけないな、なんて思いつつも行動しないのが私です。反省。
少し前の話になりますが、MOTで開催中の「ラグジュアリー•ファッションの欲望」展を観に行ってきました。ラグジュアリーとは？なんて考える事自体が、言葉が悪いですが、私は馬鹿馬鹿しいなと思うのです。学生時代、先生かな？誰かが言っていた「デザイン、とは基本的には、無駄、ということ」という言葉が（誰が言っていたか忘れているわりに）脳裏にこびりついていて、それが私の根本的な思想だったりするのですが。洋服なんて、纏えれば、元々良いはずなのです。でも、それに色々な要素が加味されて、ただの洋服に感動させられたりする、その精神性自体がラグジュアリーで贅沢だと思います。
しかし、いつ、どこで見てもBALENCIAGAのARCHIVE達は素晴らしい。
’97のギャルソンのコブドレス。アレを見ると未だにやっぱり色々な事を思い出します。高校生の頃観たマース・カニングハム舞踏団の映像。あのときの衝撃は一生忘れられないし、あの初期衝動を忘れてはいけないな、と。
– from iPhone