東京発のシューズブランド「Sellenatela(セレナテラ)」のウェブサイトリニューアルをお手伝いさせていただきました。
Sellenatela[セレナテラ]
“Liberated life -とらわれずに生きる” をコンセプトに、無理をしないで自分の足で歩む、自分らしい物語をつくる、そんな気持ちになれる靴を提案する東京発のシューズブランド。
海外ではメジャーなECプラットフォーム「Shopify」
今回のリニューアルでは、世界の400,000を越えるECサイトで使われている(海外のインデペンデントなファッションデザイナーのウェブサイトでも最近良く見かけるようになりましたねー)「Shopify(ショッピファイ)」を採用しました。私は、Shopifyの導入から各種設定、テンプレートのカスタマイズなど、Shopify導入にあたって必要となる全ての作業を担当させていただきました。
Shopifyを知ったのが、去年の秋くらい?日本語で使えるのか、色々調べながらテストサイトを作ってみたのですが、住所の表記など日本語化には細かなカスタマイズが必要になりそうで一旦断念。取り急ぎBASEで仮のオンラインショップを開設して1シーズン乗り切ろうということになったのですが、丁度今年の2月くらいにShopifyが日本に上陸するっぽいという噂を耳にし、早速ミートアップイベントに参加してみたりしました。6月くらいに日本語サイトが走り始めていこと、そしてカート周りが日本語化されていることを確認して、一気にカスタマイズを進めました。
正直な所、日本語で使うにはまだまだイレギュラーにカスタマイズしなければいけない部分が多いのですが、基本的には”何でも出来る”と言ってしまっても語弊はない。恐るべし、Shopify。ということで、Shopifyのことならなんでも(たぶん)訊いてくれ……!💪
- HTML/CSSの知識が多少あって
- こういったウェブサービスを使ってみる/いじってみるのが好きな人
- 英語に対する恐怖感のない人
は、是非アカウントを作って、使ってみてもらえるとその楽しさを理解していただけると思います(14日は無料で使えます)。「私にもこんな立派なECが作れちゃうのか!」ってね。
ただ、日本語のドキュメントや日本語化に関するhow toがほぼ無いので、言葉の壁と自分で調べて”なんとかやってみるぞー!”という好奇心が無いと、恐らく、現状では心折れる。— Nagisa Ichikawa (@nagiko726) 2017年7月25日
今回のプロジェクト、自分としては「小規模なブランド内に多少のウェブ構築の知識のある人材がいた場合、どのくらいのことがインハウスで実現可能なのか」ということのテストケースとしての側面もありました。そしてShopifyの導入を試させていただきたいという側面もあったわけなのですが、日本での導入事例が殆どない状況で、Shopifyの採用にOKを出してくれた、Sellenatelaのデザイナー郁栄さんには頭があがりません……!(これからも一緒に頑張りましょう)。
動けるときに動く、やれることをやってみる
もちろん、予算があるのであればプロの方たちにお任せして、イチから新規サイトを構築していただくことが一番なことは理解しつつ、”やる気と行動さえすれば、誰にでも、何でもはじめられる”そんな現代だからこそ、こういった便利なプラットフォームを使って、まずは行動を起こし、トライアンドエラーを繰り返しながら、理想の形を追い求めていく、自分たちの力で前進していく、そんな姿勢がブランド側に無いと、成功なんて見えてこないよなあと思う今日このごろです(当たり前のことなのですが)。