さて、2日目です。「もう、うどんはいいや……」なんて状況になるかなあと思ったら、意外に恋しくなるもので。この日は日曜日だったので、選ぶお店が結構限られました。有名どころの蒲生うどん、谷川米穀店あたりは日曜定休です。取り敢えず、丸亀方面に向かいました。
4杯目:中村うどん
意外にすんなり入店。
私はかけうどんをオーダー。少し待っていると、茹でて水で絞めたうどんの入った器を渡されるので、かけの場合は自分で一度湯煎機で温めて、お出汁を注ぎます。ねぎをのせていただきます。
何かもう、中村うどんはレベル違いに美味しかったです。出汁も全部飲んでしまった。
もう一回食べたい…!
瀬戸大橋を渡って、岡山・宇野からフェリーで直島へ
実は当初は行く予定の無かった直島。
丸亀からだと、高松港に戻ってフェリーに乗るより、瀬戸大橋を渡って岡山に入り、宇野港からフェリーに乗ったほうが近そうだったので、初めて通る瀬戸大橋へ。
こんなに大きい橋、人生で初めて見た気がする。
料金所で思わず「高っ!」って言ってしまって、係員さんに苦笑いを頂いてしまうという。この規模感じゃ仕方ないよね。
怖すぎる謎の看板。
(追記:アラーキーの作品だったみたいです… 失礼いたしました。)
次々とクルマが乗り込んでいく。
スムーズに出港。
瀬戸内海は小さい島がいっぱいあるんですね。
宇野→直島は20分程。すぐに、かぼちゃが見えてきます。
直島銭湯「I ♡湯」・家プロジェクト・地中美術館
どうせなら入浴していきたかった(が、そんな時間はもちろんありません)。
歩いていたら、良い感じの廃墟を発見。
さて、次は「家プロジェクト」地区へ。
直島自体はそんなに大きな島では無いのですが、観光スポットへ誘導する看板が至る所に立っていて、ちゃんとオーガナイズされている感、あります。駐車場も丁度いいところに用意されていて。レンタサイクルで周遊している人も多そうでした。坂が多いので、大変そうではありましたが…。
「家プロジェクト」、まずは安藤忠雄建築の「南寺」へ。内部ではジェームズ・タレルの作品を体験できます。
年季の入った木造建築が立ち並ぶ。
こちらは「角屋」。内部には宮島達男の作品が。南寺が写真撮影禁止なのは、作品の特性からして理解できるのですが、ここは何故写真撮影禁止にしているのかが分からなかった。
そして「護王神社」。杉本博司が手がけた、元々は江戸時代から祀られている神社だそう。
石室へ。(石室には入れないタイミングもあるそう)
石室から本殿へと繋がるガラスの階段。地面に溜まっている水面が鏡のように地上から射す光を映し出す。
生で一度体感されることを激しくお勧めします。
家プロジェクトは「南寺」「角屋」「護王神社」の3つのみ周り、後ろ髪をひかれながらも、急いで「地中美術館」へ。
モネとジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの各作品が、自然光溢れる計算しつくされた安藤忠雄建築と相成って、盛大なスケール感でこちらに迫ってきます。まさに駆け足で一周した感じだったので、改めてゆっくり堪能したいですね……ベネッセハウスに2泊くらいして。しかし、こちらも全て写真撮影禁止でした(うーん、何でなんだろう)。
さて、ギリギリセーフで港に戻り、フェリーに乗り込み、高松へ戻ります。
フェリーって結構広々としてるんですねー。
5杯目:もり家
さて、ラストスパート。夕刻まで営業しているうどんやさんが非常に少ないので、もうこれでうどんは終わりかな、と思っていたのですが、空港近くにありました。かき揚げおろしうどんが有名だという「もり家」。
うどんやさんに必ずと言ってもいいほど、おでんを一緒においてあったので、ここらで1回食べてみました。からし味噌をからめて頂きます。私は好きです。美味しかった!
さて、かき揚げうどんはものすごいボリューム(器の直径くらいある)のようだったので、生じょうゆうどんに、単品で小さめサイズのかきあげを(かき揚げの写真撮り忘れた)。やはり、あまり飾りのないシンプルな食べ方が一番美味しいですね。もはや、大好きな釜玉すら邪道な感がしてきます。
そんな訳で当初は「初日に5杯行く!」という予定だったのですが、旅程トータルで5杯という結果となりました。次に来るときは、2,3泊して今回行けなかったうどんやさんを攻めて、直島や瀬戸内海の島々をゆっくり巡りたいです。
とブログを書いていたら、丁度一休から「今週のお勧めは、ベネッセハウス〜」というメールが。早いうちに計画したいですね。
また会おう、香川県っ。