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そして、ANREALAGEの3年ぶりのランウエイ。

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テーマは「       」 。
くうきのかたち。と読むそう。
気合いがはいっていると森永さんからお伺いしていたので、とても楽しみにいしていたコレクション。

かたちにならないかたち、その、目に見えないかたちをエアバルーンを用いて、表現。エアバルーンは女性の身体を「くうき」を用いて再構築し、新しいシルエットを作り出していました。肌と直接、触れ合わない洋服ってとてもシュール。
 私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、だっこちゃん人形… 差別的な表現をしてしまうと「奇形」とか「不具」とか倫理上触れてはいけないような要素を連想してしまって、ちょっと寒気がしたりもしました。それは多分、本来意図しているところではないと思うのですが。

素材はお得意のパッチワークやニット、コットン、薄手のジャージー、レースなど。
コレクション後半の記事のヴォリューム感のあるきもの風のルックは、ANREALAGEには新鮮な印象でした。

個人的にANREALAGEのニットは、微妙な色合い、危うい編地のミックス感がとても好き。
不協和音の中でギリギリの調和を見いだす様なそんな感覚。

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スケルトンのフラットシューズ!お花が埋め込まれてました。
カワイイ♡

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Complete CollectionはFashionsnap.comさん等で是非。

今回もショーミュージックは生演奏のピアノ。
3年前のランウエイが恐らく「祈り」のコレクションだったと思うのですが、恐らくそのときと同じ杉原一平さんのピアノ。力強くて、人間の体温を感じるような演奏なんです。当時、本当に鳥肌が立った記憶が。今回も素晴らしかった。

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