人気急上昇中の「AKIRA NAKA(アキラナカ)」の2014年秋冬コレクション。
Fashionsnap.comのインタビューにもあるように、ここ数シーズンで急激に売上を伸ばしている「AKIRA NAKA(アキラナカ)」。2年弱で取り扱い店舗数は60を数えるまでに。「メディアではよく見かけるけど、どこで売っているんだろう?」という日本のデザイナーズブランドが多い中、”確実に、お店で見つけられる”ブランドであることは希有な存在かもしれません。実際店頭でも、インポートのブランドと並ぶような場所にしっかりと陣取っていたりします(お取り扱いショップのリストはこちら)。

また、展示会に伺うと、バイヤーさんだけでなく、店頭のスタッフさんを呼ばれている光景を目にします。オンリーショップを持たないブランドは、店頭に立って商品を売ってくれるショップスタッフまで、ブランドのアイデンティティを浸透させることはなかなか難しいことだと思います。このようにお店で実際自分たちの商品を売ってくれているショップスタッフとブランド側が直接コミュニケーションを取ることは、ショップにとっても、そしてブランドにとっても、大きな意味を持つと思いました。
今シーズンは”オシャレすることを主張しよう””好きなことをストレートに表現しよう”というドレスアップへの想いを込めた、AKIRA NAKAのファッションに対する新しい「Attitude」の提案。「ディテールではなく、アティチュード」というデザイナー中さんの言葉通り、動的で少しグラムなイメージすら感じさせるルックも、これまでと雰囲気がガラリと変わって良くなったなーなどと。ブランド同様に勢いを感じさせますねえ。

色々お話を伺っていて出てきた「おしゃれって”かっこつけてなんぼ”じゃないですか」という中さんの言葉にハッとしました。そうそう、ここ数年「抜け感」「ハズし」といったキーワードにとらわれていたような気がします。最近、個人的にも「大人も、バリっとオシャレしてもいいよなあ(但し、品よく、上質なものを纏いたい)」なんて気持ちになっていたところでした。AKIRA NAKAも取り扱っているショップ「Sister」さんが提案されているような、キメっキメのスタイルは、あえて大人が真似しても素敵なんじゃないかなーと思います(生憎私には真似しきれませんが…)。

(真ん中の黒いブラウスが恐ろしく可愛かった…)

珍しいスウェット系のアイテムも。ディテールで演出するお上品さは忘れずに。

毎シーズン人気のハンドニット。今回は異素材ミックス。

こちらはガラスビーズを織り込んだニット。「So gorgeous!」なのですが、どこかヴィンテージっぽさを感じさせるアイテム(そして重量感が凄い笑)。

アップで見ると、より楽しいハンドニット。

(最後のはニットじゃないですね。)AKIRA NAKAのお洋服は、第一印象で「かわいい!」「素敵!」と飛びつかせる、”普通に”女子心を突くデザインと、「噛めば噛むほど、味が出る」(という表現が良いのか悪いのかは別として…)”こだわり”のバランスが非常に魅力的。

アウターも充実!クリストバル・バレンシアガのスタイルを彷彿とさせるシルエットのクラシカルなコートや、左はケープ風。ブラックのパイピングが効いてます。

ケープコートは着てみたのですが、意外とすっきりとしたシルエット。ドレープが華やかで、後ろ姿が本当に美しかったのですがー…写真を撮り忘れました ( ꒪⌓꒪)

今年の秋冬も、お店で見かけることが多くなりそうです!

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