メンズの仕立てを取り入れたマニッシュなアイテムたち。どこか女性らしさを感じるのは、パターンがしっかりしているからかと。
着るとこんな感じ。素敵なお洋服にであってニヤニヤが止まらないワタシ(もっと身長が高くて、カッコイイ女性に着てもらったほうが似合いそうではある。しゅん。)
このブルゾンも「可愛い!」と個人的に飛びついたアイテムの1つ。エレガント×ストリートな感じがツボでした。タイトなフロントに対して、バックスタイルはふんわりとボリュームがあって、可愛らしい感じ。細部にこそ仕事の丁寧さ(や品質)が現れると思うのですが、両玉縁ポケットの仕立てもとても綺麗。
ボトムは必ずポケットを付けるようにしているそう。
デザイナーの村上 恵さんは服飾専門学校を卒業後、ロンドンに渡り現地の美術大学で学ぶ傍ら現地のデザイナーの元で経験を積み、帰国後に「KEI MURAKAMI」をスタートさせたそう。
コートで10万円、ボトムが3~4万円代と、新人の日本人デザイナーズブランドの中では価格帯も高め。とはいえ、このクオリティであれば妥当なプライスレンジ。やり方次第で、目の肥えた大人の女性たちにも受け入れられるのではないかと。まだまだ、お取引先も見つかっていないとのことで、このアプローチを続けられるような環境を整えることが、今後の一番の課題とも言えるかもしれません。適切なフィールドへ導くべくバックアップしてくれるようなセールス(営業)とPRに出会ってくれることを祈ります。(こういったブランドが埋もれてしまうのが一番悲しい。。)
今後の動向にも期待をして。
14AWのルックはまだ仕上がっていないそうなので、14SSより。ルックの写真のクオリティも非常に高くて好感度◎