あっという間に年の瀬ですね。今年を総括する間もなく、気づいたら年が明けていそうな香りが既に漂い始めております。
数年前、モンハンのオンラインプレイに精を出していたところ、気づいたらゲームの中で年越しを迎えていたなんてことがありましたが(もちろん全力で「あけおめ!!!」とキーボードを叩きまくりましたけどね)、今年は何となく「Minecraft」の世界の中で年越しを迎えそうな予感がプンプンしております。
さてさて閑話休題、先日お伺いさせていただいた「EASTPAK」の展示会のお話を。

「既にあるブランドの魅せ方を変えて、顧客を開拓していく。」(俗にいう”リブランディング”ってやつですね。)という作業は、PRという仕事をする上で一番面白くて、一番難しくて、かつ一番やりがいのあることだと思っているのですが、この展示会に伺わせていただいて、自分の中の「EASTPAK」へのイメージがガラリと変わり、「あ、自分も持ってみるのも良いかも。」と思わされた体験が、何だか心に刻まれまして。

 「My Essentials in My EASTPAK」と題されたこの展示会。「あなたのイーストパックには何が詰まってますか?」という問いに答える形で、モデルやDJ、アーティスト、写真家など、各界でご活躍されている15名の著名な方々が、EASTPAKと共にある自分なりの世界感を自由にキュレーション。

何も制限をつけていないからこそ、それぞれの方の個性が炸裂していて非常に面白かったです。一つ一つのテーブルを見るだけで、その方の顔とお姿が浮かぶ。

こちらはレスリー・キーさんの。

こちらはDJ HICOさんの。エッジーでキラキラな世界。

こちらは歌手のaikoさんの。

バッグの中身をリアルに集めた方が多い中、異色の方も。こちらはスタイリストの長谷川 昭雄さんのもの。「お花をあげたいと思うことは多いけれど、手元に抱えて持っていくのは何となく照れくさい。でもバックパックに詰めて持っていけば……。」なんてメッセージが込められているそうです。素敵。

そんな「そのひととなり」が浮かぶ展示を見ていると、なんとなく自分にもスライドして考えられるようになってくる。「あ、私だったら、こんなバックパックを、こんなふうに持つかも。」って。

そして、早速背負ってみる。オフホワイトのこんなシックなカラーのバックパックだったら、大人の女性でもハズシのアイテムとして、超アリなのでは……!

なにより、相当久しぶり(恐らく高校生ぶり)に背負ったバックパック、身体にやさしい感じに……妙に感動(ほら、ショルダーもハンドバックも、クラッチも、必ずどっちかに重心偏っちゃうし)。

会場には、新作の展示の他に、U.S ミリタリーのバッグにルーツがあるEASTPAKの貴重なアーカイブピースや、デザイナーとのコラボレーションを行うチャリティープロジェクト「Artist Studio」の展示も。

年季の入ったアーカイブピース。かっこいい。

こちらが「Artist Studio」の作品。何か、は、生えてる!

通常はワンオフのチャリティアイテムとなっている「Artist Studio」ですが、来年にはJean-Paul Gaultierとのコラボレーションアイテムが独立したコレクションとして展開されるそうですよ。

ソフトキャリー、いいなあと思っていたところ。

こちらはおなじみKRIS VAN ASCHEや、RAF SIMONSなどとの過去のコラボレーションピース。手前のDiorライクなラフコラボのバックパック、こんなのあったんだなー知らなかった。欲しい……。

ブランドってPRがイメージを司っているんだなと、改めて思わされた好例の展示会でした。お邪魔させていただいてありがとうございました!

というわけで、大人EASTPAKなスタイルに今後注目です。

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