久しぶりに旅行記を書いてみようと思います。9月の中頃、土日を利用して急遽大阪に行ってきました。

目的はというと、コレです。エキスポシティそう、映画館(天気悪い)。

IMAX次世代レーザーで「ダンケルク」を観るのだ

ここ、109シネマズエキスポシティは、日本で唯一「IMAX次世代レーザー」で映画を見ることができる映画館。特徴は3つ。

1. 日本最大級のスクリーンサイズ

そのサイズは高さ18m、幅26メートル。高さは6階建てのビルに相当するのだそうです。もちろん日本最大級。当たり前なのですが映画館内は撮影禁止なので、視界を覆う巨大スクリーンのスケール感を写真でお伝えできないのは残念。

2. 最新鋭の4Kツインプロジェクター

これも日本初らしいです。従来の(日本の他の)IMAXデジタルシアターでは2Kだった解像度が4Kにアップ。そりゃ解像度あがりますわな。

で、IMAXカメラで撮影された作品というのは本来は1.43:1という高さのあるアスペクト比で撮影されているらしいのですが、従来の2Kシアターでは1.90:1というアスペクト比にトリミングされていましたが、この4Kプロジェクターのお陰で、そのままのクオリティで作品が上映できるようになっている

3. 12ch(へ?)次世代サラウンドシステム

客席の天井と両脇にスピーカーが増えたから臨場感が増すとか(詳しくない)。
で、ダンケルクに関しては、さらに、

[blockquote align=”none” author=”109シネマズ ニュース – <日本で唯一>『ダンケルク』IMAX®次世代レーザーについて”]

『ダンケルク』は本編の大半において、70ミリ15パーフォレーションのフィルムを使用する世界最高峰の解像度を誇るIMAX®2Dフィルム・カメラが使用されています。このカメラで撮影された映像は、通常の35ミリフィルムの10倍以上の解像度を誇り、そのシーンでは上下に画面サイズが広がり、スクリーンいっぱいに繰り広げられる迫力の映像により、これまでに体験したことの無いぐらいの比類のない鮮烈さ、鮮明さ、鮮やかな色をお楽しみいただき、映画の世界と一体化するような感覚になります。

[/blockquote]

ということみたいです。つまり、ここ109シネマズエキスポシティ以外の映画館では、画面の上下40%をトリミングした状態で見ているということ。

ダンケルク

http://109cinemas.net/news/2983.html より

「折角のクリストファー・ノーランの最新作、最強のクオリティで見たいではないか……!」という夫氏の希望により大阪まで行ったわけです。

最初は「何故映画を見るだけのために、大阪まで行かなけれなならないのだ……」と思っていたのですが、簡単な感想を申し上げると、最高でした。ほぼ視界全てを画面が覆うので、没入感が違う。3DでもVRでもなんでもないのに、解像度の高さと立体的な音響設備が画面のサイズと相成って、映画の中に連れて行ってくれます。

そこ(映画館)がダンケルクだったかのように錯覚するレベル(大げさ)。

是非、お時間のある方は大阪まで足を運んでもらいたい!この話をしたあと、ダンケルクを別の映画館でみたのにもかかわらず大阪に足を運んだ知人の感想によると、そのまま「40%増し」とのことでした(笑)。

地元の方でしたら常識なのかもしれませんが、週末のエキスポシティ周辺は道路が激混みする&分かりづらいので、クルマで行くのはおすすめしません……(豪雨でやむなくタクシーで向かったのですが、危うく間に合わないところだった)。

実はわたし、生まれは大阪のこのあたりだったみたいで(1歳くらいのときに引っ越したので全く覚えてませんが)、太陽の塔の前で撮った写真が実家にあったなあということを思い出したりして。しかし天気が悪かった。

あとのお楽しみはやっぱり食。

到着した日、ダンケルクを見に行く前に予約しておいたのがイタリアンの「sfida」さん。和のテイストを取り入れた基本はプリフィクスのコースなのですが、それぞれポーションが小さめなのも、少食な我々としてはとても良かった。

sfida (天満/イタリアン)

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串揚げも欠かせない

前回大阪に来たのは、一昨年だったのですが、そのときに行って面白かったので夫を連れてきたかったのがここ。大阪にたくさんある串揚げチェーン「だるま」の心斎橋店。

店内にレールが敷かれていて、料理はそこを通って自動で運ばれてくるというなかなかユニークなシステムを取っていたのが個人的にツボで。

ところが、残念ながらカウンター席に案内されてしまいまして、自動で料理が運ばれてくる体験はできませんでした。「カウンターでも良いですか?」と店員さんに言われたら「ノー」と言いましょう。でも串揚げは相変わらず美味しかった。お手頃だし。

だるま心斎橋店 (心斎橋/串揚げ・串かつ)

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同じ串かつでも、全然毛色が違いますが、次回は友人オススメのこちらにも行ってみたい。

うえしま (心斎橋/串揚げ・串かつ)

うえしま (心斎橋/串揚げ・串かつ)★★★☆☆3.66 ■予算(夜):¥10,000~¥14,999

たこやきたこやき

あんまりタコが好きじゃないこともあって、たこやきにはそこまで惹かれていなかったのですが、夫が「たこやきたこやき……たこやき食べたい……」と深夜に唱え始めたので、向かったのがこちら。道頓堀どまんなかにあるたこ焼きやさん「あっちっち本舗」。

このお店の推しらしく「昔ながらの鉄板を使ってます」と色々なところに書いてあったのだけど、鉄板以外で焼くとしたら何を使うんだろう……と素朴な疑問を抱えつつ、たこ焼きは小ぶりでサクッとしていて美味しかったです。ソースより醤油のほうが好み。

お店の地下でイートインもできます。誰もいなかった。日~木・祝は翌2:00まで、金・土・祝前は翌5:00までやってるみたい。深夜にたこやきを我慢できなくなったらこちらへ是非。

あっちち本舗道頓堀店 (近鉄日本橋/たこ焼き)

あっちち本舗 道頓堀店 (近鉄日本橋/たこ焼き)★★★☆☆3.58 ■【道頓堀のど真ん中☆行列の絶えない人気たこ焼き店】粉もん発祥の地 ■予算(夜): ~¥999

もういっちょは、「たこりき」さん。シャンパンやワインを飲みながらたこやきを食べる、という東京ではなかなかできない体験ができます。普通のたこやきは14個で1,000円。

こちらは変わり種の塩チーズたこやき!塩味のたこやきが2種類のチーズがふんわりとまとっています。これがかなり美味しかった。

たこりき (松屋町/たこ焼き)

たこりき (松屋町/たこ焼き)の店舗情報は食べログでチェック!たこりきのたこ焼き 【分煙 / 禁煙】口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。

ビブグルマンのおでんやさん

そして、2日目新幹線に乗る前に行ってきたのが、おでんやさんの「哲」さんです。行く前にたこやきを食べてしまったために、いまいちお腹がすいておらず、たくさん食べれなかったのですが、このおでんの大根は恐らく今まで食べた中で一番美味しかった!飾らない雰囲気の居酒屋さんです。今度はもっとお腹をすかせていきたいなあ。

(難波/割烹・小料理)

哲 (難波/割烹・小料理)★★★☆☆3.64 ■『おでん』やお酒を味わいながら過ごす、大切な人とのしっとりとした心地よい時間 ■予算(夜):¥5,000~¥5,999

コンラッド大阪に泊まってきた

今回は新幹線とホテルを予約するフェーズで一悶着あったのですが、結局今年開業したばかりの「コンラッド大阪」へ。東京に住んでいる限りコンラッド東京に泊まる機会はなさそうだし、海外に行ったときにコンラッドを選ぶ可能性も低そうだしなあ……なんてことで。

場所は中ノ島です。タクシーの運転手さんによると、ここには元々朝日新聞の大阪支社があったらしい。中ノ島フェスティバルタワーウエストというビルの33F〜がコンラッド大阪。同じビルの1FにはAesopなんかが入ってました。

今回宿泊したお部屋は38F。眺めの素晴らしさは言わずもがな。

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コンラッドダッグは「お客様にお渡しできるクオリティのものがなかなかご用意できなく、数ヶ月お渡しできていない」とのことでありませんでした。ベアーはいたよ。

こちらはスパ施設へのエントランス。スパ施設が充実しているので、行かれる方はぜひ水着を持っていきましょう(レンタルもありました)。暖かいお湯にゆったりつかれるジャグジーもあって◎。ジムもそこそこ充実してました。開業したばかりなのでTECHNOGYMの最新マシンがズラリと揃っており、気分があがりました。

ロビーまわり。

スカイバーは連休だったことも手伝ってか、閉店間際までかなり混み合ってました。

朝食が最高

今まで泊まったホテルの中で数本の指にはいるくらい、朝食が充実してました。

ホテルの周囲はビルの間を突き抜けていくように高速道路が通っていて、胸アツでした。

道路の通し方が貪欲すぎる。

チェックアウト後は、新世界、なんばのほうにまで足を伸ばしてみました。

初の新幹線遅延を体験する

2年前は毎週仕事で京都に行っていたので、人よりかなり新幹線に乗っているタイプだと思うのですが、今回の旅行でははじめて新幹線の遅延を体験しました。終電に近い新幹線を取っていたのですが、静岡あたりで暴風雨により2時間ほどまったく身動きが取れず。東京についたのは午前2時近く……ぐったり。

到着地からの乗り継ぎ列車が終わってしまっているということで、東京駅では新幹線の車両を利用した臨時の仮眠スペースが用意されるとのアナウンスがされていました。なるほどなあ。

品川駅にはタクシーの行列ができていましたが、品川に到着する直前にタクシーアプリで迎車をオーダーしておいたので、すんなり乗れて良かった。

以上、大阪旅行記でした。

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