さてさて、先週末まで約1週間、イタリア・ヴェニスの旅に行っておりました。
海外で最も気になる事項:インターネット環境
Always Onlineであることが精神安定上必須要件(謎)な私としては海外へ旅に出るとなったら、真っ先にリサーチするのが現地のインターネット事情です。
昨今、普通のホテルならほぼWiFiを完備していることがほとんどだし、到着したときに「◯◯空港着いた〜!」的なインスタストーリーズをするにも空港にフリーのWiFiが完備されているので問題ない。
そして、要のiPhoneは日本で販売されるようになってから、SIMフリーモデルを選んでいるので、現地でプリペイドSIMを購入すれば、こちらも問題ないわけです。日本とほぼ同様のインターネット環境が手に入ります(ホテルのWiFiは遅いことが多いですがね……)。
ドーハ・ハマド空港のWiFi遅すぎ問題
日本からヴェニスまでは残念ながら直行便が出ていません。今回は評判が良い、且つJALのマイルが使えるカタール空港をチョイスして、ドーハ経由便で向かいました。
問題が起きたのは、行きの経由地、ドーハにて。
「WiFi、問題なく繋がるけど……お、遅すぎる…………………」
ローンチ直前案件の最終確認や連載原稿のテストアップ確認などが入る予定日で、トランジットの合間に(とはいえ1.5hくらいしか無かったのですが)空港で作業しようと思っていたため、焦る焦る。繋がらなくは無いけれど、全然読み込まれないという。
そうだ、Apple SIM入りのiPad Proがあるじゃないか
「そういえば、結局あまり話題にならなかったApple SIMはどうなんだろう?使えるのかな?」と思い、実は旅行に行く1週間ほど前に10.5インチのiPad Pro WiFi + Cellularモデル(SIM フリー)を購入していたのですが、こいつが救世主となってくれました。
ドーハの空港で使用可能なデータ通信プランを「設定→モバイルデータ通信」から探してみると、2つのキャリアが見つかりました。
課金形態はデータ通信や時間、日数など、使用するシーンによって色々と選べるようになっていました。
「Always Online」には$0.99/1hourという気軽なプランがあったので、こちらを選択。Appleのアカウントで支払えるのかなと思っていたのですが、別途各々のキャリアで会員登録が必要です(会員登録に関しては、電波さえ掴んでいれば、可能のよう)。決済はクレジットカードのみ。
結果4Gで繋がってくれたので、空港の激遅WiFiとは比べ物にならないくらいサクサク!「搭乗時間まであと30分!早く確認&連絡をして、その上で先方から返信を頂いておかねば!やばい!」という状況だったのですが、Apple SIMのお陰でピンチを切り抜けることができました。
……とはいえ、こういった事態がよく発生するとは個人的にも思えないのですが(笑)、緊急時のバッファーとして、Apple SIM入りiPadは役に立つなあと思ったエピソードでした。
ちなみにAlways Onlineはヴェニスの空港でも飛んでいた。
旅に出る前、旅関連のブログを色々読んでいると「Apple SIMが入っているiPadをテザリングでWiFiルーターとして使えば、旅先のインターネット環境には困らない!」という内容もよく見かけました。
旅先での街歩きに関してはできる限り荷物を少なくしたい私としては、iPad Proとて常に持ち歩けるサイズではないので、こういう活用の仕方はしなかったのですが、バックパックを背負う旅スタイルなら、ありかもですね。
iOS11でSplit ViewとSlide Overに対応してから、格段に仕事で活用しやすくなったiPad。この原稿もiPadのUlyssesで執筆→そのままWordpressへ投稿していますが、その他のiPadおススメポイントは、またの機会にでも。