お久しぶりの旅行記です。2017年11月5日から11日の日程で、ヴェニスに行ってきました。

今回は、公私ともにお世話になっているCATTLEYA TOKYOのまいちゃんから「ダミアン・ハーストの新作を観るために、ヴェネチアに行くのだけど、予定が合えば一緒に。」とお誘いを受けまして、便乗させていただきました。こういうチャンスにヒョイっと乗れるよう、身軽で居ること、大事……!

評判の良いカタール航空で行ってきたよ

ヴェネチアへは日本から直行便が出ていません。外資系のエアラインであまり良い経験をしたことない私。普段はJAL一択なのですが、残念ながら飛んでいないので、東京(羽田)→ヴェニス便を飛ばしてエアラインの中から、まずは評判の良さを基準として、エミレーツとカタールの2つに絞り込み。

色々調べてみた結果、カタール航空のビジネスクラスは航空会社のランキングを発表しているSkytrax社の2017年「World’s Best Business Class」を受賞しており、文字通り“世界一のビジネスクラス”らしいとのこと(カタール航空と同じような路線を飛ばしているエミレーツはファーストクラスに力を入れているため、差別化戦略としてビジネスに力を入れているようですね)。

この機会が無ければドーハの経由便なんて乗る機会がなさそうだし、せっかくなら世界一を体験してみようじゃないか、ということで、今回はJALマイルを駆使してゲットしたチケットで、独身時代以来の1人飛行機旅を満喫してきました。

機内はピンク!ピンク!ブルー!

カタール航空自体のコーポレートカラーにあわせているのか、機内の照明は大胆なピンク×ブルー!

羽田→カタールの機体は最新鋭のA350なので、とてもきれいだし、シート配列が1:2:1なので窓側のシートはまさにプライベート空間といった感じ。これなら約12時間のフライトも苦にならない。ひとり旅の醍醐味は隣のシートに座った人との出会い……なんて考え方も素敵なのですがが、わたしのようなコミュ障にとって、この環境は快適以外の何者でもなかった……。

 

深夜便だったからか、ご丁寧にもナイトウエアが配布されたのにはびっくりしました。イギリスのナイトウェアブランド「THE WHITE COMPANY」のもの。シンプルなグレーの上下。行きはもうとにかく体調が悪くて悪くて、搭乗後何かを胃に入れたら薬を飲んですぐに寝たかったので、助かりました。

フードとドリンクのメニューが配布され、基本的にアラカルトで好きな時に好きなものを持ってきてくれるのが、少食な私としては◎。

しかし、今回は出発当日まで行けるか行けないかの瀬戸際レベルに体調が悪かったので、行きはスープやらヨーグルトやらしか食べられず、あまり飲み食いできなかったのが、残念でした……。ミックスベリーのスムージーが胃に沁みた。

座席はもちろんフルフラットになるので、体調がすぐれないところ、睡眠をたっぷり取れたのは本当に良かった(エコだったら、恐らくより体調を悪くして、現地で大変なことになっていた気がする……)。

ドーハ・ハマド国際空港着

ドーハに到着する午前6時頃には夜があけて、はじめて見る砂の街にちょっと興奮。

行きはトランジットの時間が1時間半ほどしかなかったので、ドーハ・ハマド国際空港をエンジョイする時間もなく、わたわたと移動。ハマド国際空港は2014年開港の新しい空港だというこということもあって、導線がシンプルに設計されており、迷うことなく乗り継ぎ便のゲートに到着することができましたよ。

電気スタンドが頭に刺さった、謎の熊。この広場のような場所を中心に周囲に免税店やラウンジなどが配置されており、各ゲートが設けられたゾーンに分かれていく。

しかし海外の空港はとにかく広い。歩いても歩いても、向こうの景色が近づいてこない(笑)。

そしてドーハの空港で大活躍してくれたのが、今回の旅行前に購入したiPad ProのApple SIMです。前回記事(旅先で大活躍してくれたiPad Pro (WiFi + Cellular / SIMフリー))にいろいろ書きました。

ドーハ湾に作られた高級住宅地(らしい)「The Pearl-Qatar」。オイルマネーの力を感じさせます。

ドーハ→ヴェネチアのフライト時間は6時間ちょい。デイタイムの便です。心なしか体調が回復してきたので、グラノラをお願いしてみた図。

調子に乗って卵料理的なものもオーダーしてみたのですが、これはまったく食べれなかった……(申し訳ない)。

SPURの連載(実録! 海外で便利だった&旅に欠かせないガジェット vol.48)でも書いた通り、Parrotのノイズキャンセリングヘッドフォン「Zik 3」を持って行っていたのですが、備え付けのヘッドフォンも一応ノイキャン仕様でした。

機内では見たい映画が全然なかったのだけど、テレビ番組のカテゴリに、“極度乾燥しなさい”でお馴染みの「Superdry」のドキュメンタリーがあったので、それはとても面白かった。2015年にイギリス人俳優のIdris Elbaとのコラボでハイエンドラインを発表した時の制作の裏側を描いたものでしたが、1番衝撃的だったのがSuperdryのファウンダーがプライベートジェットに乗れるくらい、成功しているということでした(笑)。確かに、機内でも着ている人、数人見かけたもんなー……。

機内WiFiには期待しないほうがよいかも

ソフトもハードも(WiFi以外は)ほぼパーフェクト!だったカタール航空。唯一のマイナスポイントとして、機内WiFiは遅くて使い物になりませんでした。機内WiFiは最初の15分無料で使えるので、そこで速度をチェックして、遅いようであれば、使わないに越したことはないでしょう(フライト中フルで使おうとすると2,300円ほどかかる)。お金払ったところで何も変わりません。JALはそこそこ使えた覚えがあるのだけどなあ、残念。

その他、飛行機絡みの話では、行きにはゆっくりできなかったドーハ空港の10,000㎡超えのラウンジ話が、トピックとして1番大きくなりそうなのですが(笑)、それはまた後々にということで。


ヴェネチアが近づいてきます。日本では見られない地形。

次はヴェネチア上陸以降について書きます。

2 Comments

  • Daisuke より:

    Recoの記事でnagikoさんの事を知りました!
    写真や文章とても好きです!
    いつもインスタもブログも楽しみにしています!!

    • Nagisa Ichikawa より:

      Daisuke さま、
      コメントありがとうございます!🙌
      Recoをきっかけにインスタもブログもご覧いただいているとのこと、とっても嬉しいです!ありがとうございます🙇🏻‍♀️
      これからも地道に活動して参ります!💪💪

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