あっという間に3月も終わりに近づいています。
計画停電の地域に含まれているため、あれ以来、週に一度は夜間の停電。
そんな日は、太陽が沈む前に仕事を切り上げさせてもらって、早めに帰宅をし、家族と夕飯を食べて、停電に備える。
夜が暗いなんて人間が地球上に存在しなかった頃から当たり前のことなのに、そんな事にすら「改めて、気付く」感覚。
普通の営みを奪われなかった私達は、夫々の心に開いた穴を通して、改めて周囲を見渡してみる、良い機会。
仕事がお休みになってしまった期間は、姪っ子とも沢山遊びました。
子供は素直。悲しみも、哀しみも、痛い位に真っ直ぐに。
でも、失った感覚を取り戻す事は、本当に難しい事なんだと、
今日も明るく絶望するんです。