※「Trip to Germany & France【3】 – フランクフルトからNürburgring(ニュルブルクリンク)へ」の続きです。

引き続き、クルマネタが続いております。
Nürburgring(ニュルブルクリンク)に到着して、真っ先に「BMW Ring-Taxi」の受付へ向う。なかなかの人だかりが出来ておりました。

BMW Ring-Taxi」とは、BMW M5に同乗してプロのドライバーの運転でニュルの走行体験ができるサービス。「予約必須!」的な評判を目にしたため、日本から事前に必死で予約を試みましたが、

  • チケット予約制で、料金は事前銀行振込み(カードは使えない)
  • チケット予約と同時に、乗車日時の予約を押さえることができない
  • 乗車日時の予約は、料金の振込が済んだあとに可能(振込後に、行く日程の予約枠がもし空いてなかったらどーするんだ)

ということがわかり、事前予約を断念。直接問い合わせ窓口にメールで当日の枠が空いてるかどうか聞いたところ、数枠空きがあるとのことだったので、一か八かとりあえず行ってみることにしたのです。

ちなみに3人まで乗れて、お代は€225。
親切な受付のお姉さんたち「予約は無いんだけど、乗れるかな?」と伺うと「ちょっと待って、あとでもう一回来てみて」とのこと。乗車枠が空くことを祈って、とりあえず周辺をプラプラしてみる。

週末だったので、結構混んでましたね。

おかしなクルマがいっぱい…!

ちなみに、こちらのBMW Ring-Taxi、過去に何度か事故を起こしているようで、こんな動画が転がっておりました。恐怖!

さて、数十分時間を潰したあとに、受付に行ってみると「1枠あるわよー」とのこと。ラッキー!早速「死んでも知りません」的なことが書かれているであろう(たぶん)誓約書にサイン。

名札みたいなシールに名前を書いてくれる。

乗降車場所で、降りてくる人たちを観察していたら、転がり出るように慌てて車内から飛び出してくる男性が居たりして。割と絶叫マシンが苦手な私ですが、幾ら速くとも、”落下しなければ平気”(要するに「ビックサンダーマウンテンはOKだけど、スプラッシュマウンテンはNG」)と思っていたのですが、その想像はもろくも打ち砕かれることになります(笑)

スタート地点は混雑中。コースは一周約7分程。この混雑地点を抜けると恐ろしい加速を見せるM5。ちなみにドライバーさんは1日20周ほど走られるそう……。

一生懸命、動画を押さえていたのですが、「ワー!キャー!」と非常に情けないものに仕上がっておりましたので、こちらは残念ながらお蔵入りとさせていただきたいと思います。横Gも縦Gもモロに感じ、三半規管の弱いワタクシは前半数分程で気分が悪くなり、正直ゴールまで耐えるので精一杯でした……(とほほ)カメラを構えてると、浮くんですよ、カメラが。上下左右に身体が引っ張られる感じ。シートポケットに入っていた、エチケット袋を何度手に取ろうとしたことか…。最高時速で2数十km/hは出ていたかと思うのですが、それよりも速いスピードで走り抜けていくクルマも居ましたね……。

そんなわけで、乗車後30分ほど再起不能に……。直後のワタシの様子がコチラ。完全に死んでます。ハハハ。(カメラを握ってる感じも笑える……)

しかし、良いお天気でした。

おみやげ屋さんに売っていたトースターが非常に気になった……。

ちょっとしたダイナーもありましたよ(アメリカンな香りが漂ってましたので、グロッキーな私には辛かったけど)。

コースの外からニュルを眺めるベストスポット

しばらく安静にしていたところ、体調もなんとか回復したので、BMW Ring-Taxiのスタッフのお姉さんに伺って、コース外の観覧ポイントに移動してみました(クルマで数分)。リングタクシーに乗っていると、コースの外から観覧している人たちがズラーーーっと並んでいるのが見えて、気になっていたのです。今回教えて貰ったのは「Pflanzgarten (EN:Planting Garden)」という場所。

おお、ここを走り抜けたのか……と不思議な気持ちに。

VW Golfや古そうなハッチバックから、911 TurboやらGT3やら、SLS、フェラーリなどなど、本当にさまざまなのクルマが走ってました。コースの周りにはタイヤの焦げた香ばしい香りが漂っておりまして、数周走ったらタイヤ(や、その他諸々)が摩耗することは容易に想像がつきます……。

こちらが我々が乗車した、M5ですね。

このあたりには軽食を売るワゴンも出ていたりして、椅子を置いて観戦(なのか?)している方たちもいましたよ。

こんな風に黄色いお花(なのかな)が広がる場所を何箇所か見かけたのですが、誰かが植えてるんだろうか……日本ではみたことのない風景です。

無事リングタクシーにも乗車でき、クルマの聖地を満喫した我々は、お昼すぎにニュルを離れ、白ワイン、それも私の大好きなリースリングの産地として有名なラインガウ周辺に寄り道をしました。
続きます!

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